田久保 龍
株のプロは何を買っていつ売るのか?―「儲け」を最大限にするファンダメンタルズ分析投資
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人気ランキング : 39911位
定価 : ¥ 1,575
販売元 : インデックスコミュニケーションズ
発売日 : 2006-02 |
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バリュー投資とマクロ経済監視の両面からの投資参考書 |
かなり参考になる投資本。企業の価値よりも安く買うという基本を外すことなく、景気循環や長期金利とからめたバリュエーションと売買の手法が述べられている。本書の手法ははっきり言って時間がかかりすぎるためにサラリーマン投資家が実行するのは難しいが、それでも参考にはなる。扱われている内容は深くはないが結構広く、そして何よりも率直に書かれている。
他の本と比べて強調されているのは「自分の売買ルールを守ることの大切さ」と「バリュエーションや売買ルールを形式的かつ検証可能なものにすることの意義」である。バリュエーション単独ではバフェット関連本やバリュエーションの本と比べると子供騙しなのだが、これを会社の一部の長期保有ではなく証券の回転売買の視点から説明していることが新鮮だった。
確率や利率に関する初歩的な間違いが散見され、構成は下手糞である。でも、それらは実害の無い範囲であり、総合すると初心者から投資経験の長い人にまで薦めることのできる参考書に仕上がっていると思う。
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科学的投資方法の提示本です |
企業価値に基づいて株価を算出する投資方法なので、価値と価格の算定が非常に明確である。
そのため、売買基準というのが非常に明確で、またこの本にあるやり方であれば大ケガをする可能性というのも低くなると感じた。
さらに、マクロ指標を用いて個別銘柄を考えるというのは、多くの個人投資家が書いている本では少なかった、あるいは書かれていても使えそうで使えないようなものだったが、この本にはマクロ指標の利用の仕方が分かり易く提示してあるので、入門者でも中級者でも一読の価値があるのではないか。
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真面目 |
基本的に割安株投資、バリュー投資について、マクロ経済指標の活用も含めて、真面目に書かれた内容であり、著者の方法に従えば少なくとも大きな損失を被ることはないだろうし、比較的リスクの低い堅実な株式投資が可能なように感じた。
理論株価は前提となる数字そのものが大きく変動するため、算出された数字そのものだけに着目すると誤解が生ずる恐れはあるが、その考え方は理解しておいて損はない。テクニカル分析について懐疑的である点も共感できる。全体として真面目なよい内容になっていると感じた。
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「株は安ければ買う、高ければ売る」という株の原則の解説 |
私は株の素人ですが、本書を読んで「株は安ければ買う、高ければ売る」という
大原則のHowの部分がどういうことか分かりました。個人投資家や企業の財務担
当だけでなく、多くの方に株に有益だと思います。要は株で儲けるためには、
1)社会や業界の動向を見据えた上で当該会社の将来展望を見極めること、
2)有価証券報告書や決算短信等の情報に基づいて企業価値を算定すること、
3)算定した企業価値に基づく売買の基準値をもつこと、
の3点と理解しました。
本書を一見すると、誰でも簡単に儲けられそうですが、しかしながら現実は遥か
に難しいと思います。戦略的に組織で取り組んでいる機関投資家でさえ利益確保
をすることは難しいとされるのに、個人投資家にとっては、1、2、3の何れをとって
も正確に見極めることはハードルの高い課題だと思います。
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久々に出合った投資に有用な本 |
私自身、過去に100冊以上の株式投資の本を読んできましたが、この本は、定価と比較し最も内容の濃い書物であったと思います。著者が最も言わんとしたことは、株価の変動は企業価値の変化に基づくものであり、これを見きわめる事が重要ということだと思います。この企業価値=理論株価について、著者は、この理論値の算出方法について紹介しており、またこの理論値と実際の株価推移を使って検証しており、この投資手法の有効性を示しており、私的には他のいかなる書に掲載されている投資手法よりも、理屈が理解でき、株式投資で利益が得られる戦略が紹介されていたと思います。最近は個人投資家が増加し、株関係の書物は洪水のように出されていますが大半は投資にあたって、理論的でなく実用性がないような本ばかりですが、この本は個人投資家にとって教書ともなるものだと思います。